¥1,950
※2025年9月17日リリース
※帯付き紙ジャケ仕様、歌詞インサート付き
レーベルレビュー↓
シンガーソングライターとして16歳の頃からソロで活動していたSakuraが、メロディックパンクシーンで活動している3人のメンバーと2023年6月に結成したバンド。2023年11月に3曲入りシングルをデジタルでリリースし一躍話題のバンドへとなりましたよね。でも、それだけでなく、緊張感を伴った熱いライブをもめちゃくちゃ良くて、ライブの評価でどんどん注目される存在になりました。シングルに収録された曲もライブで演奏を重ねることでめちゃくちゃアレンジが変わっていって全然違う楽曲になっていきました。音源はいつ出るのか?とリリースが待ち望んでいましたよね。俺も待ち望んでいたんです。だから、彼等にお願いして、ついに10曲入りの1stアルバムをまずはCDでWaterslide Recordsからリリースです。とにかく音を聴いて欲しい。一発でブチのめされることは間違いないです。ジャンルはメロディックなのかエモなのか?そんなことはどうでも良い。とにかくメロディーも演奏も最高なのです。ぶっちゃけ、メロディック、エモ、インディーロック/シューゲイズといった様々な要素が入っているけど、鳴らしている音はbedgravityのオリジナルスタイル!サクラの伸びやかでありながら凛としたボーカリゼーション、モリの緻密なアレンジセンスをもつギターワーク(ヘッドフォンで聴くとより効果的)、このバンドを結成したことだけでも驚きだったけどFour Tomorrowとは全く異なるステージングとベーススタイルを魅せるナガサワ、そして全体を跳ねるようなリズムでまとめていくジャッキー。この4人の個性がぶつかり合いながら、がっちりとハマっているのが現在のbedgravity。もちろん1stシングル収録の3曲も、現在のライブで披露している完成されたアレンジで再録されています。1stシングルが彼らの姿だと思って聴いている方は、ここまで成長した音の広がりに驚くことでしょう。とにかく見た人、聴いた人を惹きつける独特の引力を持つバンド、それがbedgravity。ちなみにTHE ERGS!など様々なバンドで活動しているMikeyが、DIRT BIKE ANNIEのJapanツアーでこのバンドと対バンした際に、「このシンガーの声はすごい才能だ!絶対にこのバンドと音源を出すべきだ!」と、大絶賛していました。そして出来上がった音源を聴いて「It’s so fucking good! Of course her voice is so good」と言ってます!
Sakuraはソロ時代から、その才能の片鱗を見せていた。いつかバンドでやれば凄いシンガーになるのではと感じていたが、本作を拝聴し想像を遥かに超えてきた!極上かつエモーショナルで繊細なメロディーはどれも秀逸で、一気に聴けます。
フェードインからフェードアウトする構成もバッチリハマっており、繊細にしてパワフルな歌唱、メロディはゴリゴリのPOP PUNKファンから、EMOマニアまで唸る事間違いなし。
個人的には福岡メロディックレジェンド"PEAR OF THE WEST"辺りに通じる日本人ぽくない雰囲気やメロディを感じました!
必聴です。
1. Emptying
2. White Breath
3. We Don’t Say
4. Crappy Night
5. Moon
6. Don’t Call My Name
7. Another Town
8. On Fire
9. My Little Me
10. Listen Your Wind